どうものりにぃです!
今回はぼっち演算子を紹介します!
実務の中でテストコードを通していて、nilを返してほしいのにNoMethodErrorが出てテストが通らない。
ということがあったので記事にまとめておきます。
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ぼっち演算子とは
&.(ぼっち演算子)はRuby2.3で新しく追加されたメソッドです。
因みに”&.”の形がひざを抱えているように見えることから“ぼっち”演算子と言われています。
本来はレシーバーであるオブジェクトがNoMethodErrorを返すところ、nilを返しエラーを防いでくれる働きがあります。
では早速具体的な使い方を見ていきましょう。
ぼっち演算子の使い方
ぼっち演算子はオブジェクトに対して&.を付与して使用します。
オブジェクト&.メソッド
例えばupcaseメソッドを用いてぼっち演算子を利用してみましょう。
language = "ruby" => "ruby" p language.upcase "RUBY" => "RUBY"
このプログラムをnilにして実行してみると
language = nil => nil p language.upcase NoMethodError: undefined method `upcase' for nil:NilClass
このようにNoMethodError(こんなメソッドないよ!)が返ります。
ではぼっち演算子を利用すると
language = nil => nil p language&.upcase nil => nil
このようにnilを受け取ることができます。
僕は、実務の中で複雑な条件分岐の際にこのぼっち演算子を利用しました。
機会があれば利用してみてください!